フラギイのメモ

Twitterで書き散らしたことを体系化しようとした。

「ギルスレイダー」(装動ライズホッパー改造)

─────俺は自分を哀れみたくはない。 ──────俺が俺である意味を見つけたい。いや見つけなければいけないんだ! 装動のライズホッパーをベースにギルスレイダーを製作しました。 フロントカウルやテールはパテを盛り、色はシタデルカラーで筆塗り。 プラにもパ…

フラギイのメガミデバイス一覧

セラム https://x.com/fra_gille/status/906849586165121025?s=20 https://x.com/fra_gille/status/1264396751332491264?s=20 雪花 https://x.com/fra_gille/status/948935248280150016?s=20 サラ https://x.com/fra_gille/status/967386183440351233?s=20 …

仮面ライダー555感想:49,最終回

・巧が見つけたのは「答え」ではなく「夢」 戦う理由や正しさを探し求める木場。 答えがなくともすべてを飲み込み戦う罪として背負う巧。17話の頃からずっと対になっている。 見てみると巧はこの数話において、オルフェノクが辿る運命について意見を述べてい…

仮面ライダー555感想:47,48話

3ライダーのトリプルキックを食らったもののその場では絶命せず、王のために命を差し出す村上。部下に指示したように、己も王に自らの命を差出し笑う。かつて言った「死ぬときに泣くか笑うかは本人次第」の言葉通り笑ってオルフェノク繁栄に殉じた。ヒーロー…

仮面ライダー555感想:45,46話

巧と木場が道を分かつエピソード。 度重なる人間への失望によりとうとう敵対の道を選んでしまう木場。長田へトドメを刺した影山だが、そこ至るまでの過程の大半は人間の手によるものなので長田は人間の手によって死んだというのは間違いない。また、澤村刑事…

仮面ライダー555感想:43,44話

前回はファイズに殴りかかるカイザの絵で引いたが案の定ライダーバトルには発展しない。最早お互いの行動の意図(少なくとも何か事情があること)を把握しているからだ。白倉Pの作品といえばライダーバトルという印象がある。しかし、インタビュー等では初期の…

仮面ライダー555感想:41,42話

巧が帰還しライダーサイドはつかの間の安泰。そしてオルフェノクに関する新たな視点を持つ人物の登場 ついに帰還した巧。照れくさくて帰ることが出来たと直接的な言葉にはできないが、「今度タダでクリーニングしてやる(=菊池家に帰った)」と伝えるたっくん…

仮面ライダー555感想:39,40話

巧が真理たちの元へ帰ってきた回 巧の帰還に尽力した真理。だが彼女のオルフェノクに対する忌避感の具体的な解決策は何も明示されていない。彼女のオルフェノクに対する恐怖は依然そのままだろう。しかし彼女は巧個人を助けたいから怖いという感情ごと現状を…

仮面ライダー555感想:37,38話

巧への処遇を巡って各人物の対立や協力関係が変化していく 木場を頼る巧。やはり、彼にとって木場はオルフェノクであることを受けいれた上で同族と戦える豪傑なのだ。真理や啓太郎は勿論仲間だが、同じオルフェノクという存在で悩みを打ち明けられるのは彼に…

仮面ライダー555感想:35,36話

巧のオルフェノクバレを通して様々な人物が掘り下げられた 騒動の中心人物の巧。どうやらオルフェノクとしては特別な存在ではないらしい。 白倉Pの著書で記されていた英雄の構成要素に「特異な出自」と「外部からの漂着者」というものがある。そこへいくと巧…

仮面ライダー555感想:33,34話

ついに巧がなぜ変身できるのかが明かされる回 木場と怒りをぶつけあう巧だが、よくよく見ると「オルフェノクを信じた俺が馬鹿だった。」「オルフェノクであるお前には関係ないだろ」と激怒しながらも、「オルフェノクのせいで真理が死んだ」とは直接は木場に…

仮面ライダー555感想:31,32話

色んな形で信じるという行為が描かれる回だと思った。 木場と巧は互いに信じたい気持ちがしっかりとあるものの、悪い結果が出てしまうことを恐れて相手を信じ切ることができなかった。それがずるずると悪い状況を作ってしまう。 この二人は「コミュニーケシ…

仮面ライダー555感想:29,30話

巧と木場がお互いの戦士としての顔を知るが双方の怒りの感情により状況は一筋縄には行かない。その怒りというのも単にお互いに相手だけに向けるものではないから複雑だ。 草加が二人を仲違いさせようとした際に接触したのが巧ではなく木場であったことからも…

仮面ライダー555感想:27、28話

デルタのベルトを巡って色んなキャラの立ち位置や考えが掘り下げられる回なのだが、まず目についたのが流星塾生の仲間割れに同じような見解を示す巧と草加だ。もちろん同窓生のあれ程の醜態を見せてはもう言い繕うことはできないのもあるが。かつて流星塾で…

仮面ライダー555感想:25,26話

オルフェノク、デルタギアそれぞれの力に溺れる人たちが出てきている。根源は違えど力そのものが導いてくれるなどということはなく、それを道具として制御できるか否かにすぎないドライさが描かれている。 力に溺れるラビットオルフェノク小林。海堂と対照的…

仮面ライダー555感想:23,24話

草加雅人の本性が描かれる回。彼の本性とは他人を陥れる権謀術数ではない。むしろそことは真逆で劇中人物の中でもかなり直情径行かつ激情家なところだ。頭に血が上ったときの向こう見ずさは、巧よりよほど上で有るくらいに見える。 前回、真理が木場へ好意を…

twitterについて

サーチバンやサジェストバンなるものに出て検索に出ないペナルティを受けているらしい。 今後しばらくはこちらを軸足にするべきなのかもしれない。 場合によってはログアウトで様子見します。

仮面ライダー555感想:21,22話

今回は主人公・巧から、木場・真理・草加へのそれぞれ違う形での信頼が描かれている。 まずは木場。彼とは少しずつ打ち解け合いながら今回に至ってともに危機を乗り越えた。それが真摯な友情となりつつある。それが色濃く現れているのが木場に素直に名前を名…

仮面ライダー555感想:19,20話

初期の数話では。巧と真理を振り回していた啓太郎だが、以後10話以上は逆に彼らに振り回される啓太郎という図式が多くなった。そしてこのエピソードでは再び啓太郎が主導権を握っている。構図は同じだが、今回が最初の時分と異なるのは、視野狭窄な使命感に…

仮面ライダー555感想:17,18話

なぜオルフェノクを倒すのをためらうのか これはまず「目に見える範囲で命を奪う判断を下していいのか」ということだろう。前回の長田の人助けと殺人の両方を見たことですべてのオルフェノクに人の良心が存在しているのではないかという懸念を抱くことになっ…

仮面ライダー555感想:15、16話

前回のダブル水落ちによる交換留学で双方のキャラの性格や見通しを掘り下げている。555は、こうした運やめぐりあわせによる邂逅や事件への遭遇が多いのだが、それは人物の心情に愚直なまでに誠実でありその人物の行動様式・性格を超えて事件や見知らぬ人物に…

仮面ライダー555感想:13,14話

カイザの正装着者草加の顔見せだが、そのキャラを通して流星塾生の掘り下げも描かれる。一層目を惹くのは幼き頃からの真理の勇猛さだろう。子供のうちの1歳差は体格差がかなりあるものだが、かなり年上の同級生から草加を守っていた。カイザのベルトが流星塾…

仮面ライダー555感想:13,14話

カイザの正装着者草加の顔見せだが、そのキャラを通して流星塾生の掘り下げも描かれる。一層目を惹くのは幼き頃からの真理の勇猛さだろう。子供のうちの1歳差は体格差がかなりあるものだが、かなり年上の同級生から草加を守っていた。カイザのベルトが流星塾…

仮面ライダー555感想:11,12話

前回までにレギュラーキャラとそれを取り巻く状況が説明され、今回からは登場人物たちに刺激を与える事件が起きていく形となった。しかし、流星塾はあかつき号と違って主人公がかかわらない時点で本質的には別物といっていいだろう。あかつき号はそれが物語…

仮面ライダー555感想:9,10話

オルフェノクの社会の中での立ち位置やどういう経緯で活動しているかが印象的な回であった。 今回登場したゲストキャラクターの空巣犯・スネイルオルフェノク。彼が人を襲う経緯はこれまでのオルフェノクとは逆である。木場をはじめこれまでのオルフェノクが…

仮面ライダー555感想:7,8話

夢というものを起点に様々な生き方、見方が提示された回だと思う。「夢は呪い」「夢を持つと熱くなる」。当然だがどちらがさす夢も意味するのは同じもの。熱くなる希望に見えるか、呪いに見えるかは挫折という境界線によって別たれた立場の差でしかない。そ…

仮面ライダー555感想:5,6話

この回を通して描かれることは、「父性の不在」ということなのかなと感じた。前回までの感想でオルフェノクがこれまでの平成ライダーよりも昭和ライダー怪人に近く、殺される側の心ある存在として濃密に描写されていることを述べた。 では、逆に555が昭和ラ…

仮面ライダー555感想:4話

全体 この回で見えてくるのは怪人への感情移入であろう。それが苛烈なまでに描かれている。 ・長田結花の悲惨な境遇 ・スマートレディへの辟易と仲間内での不満の表出が見られる追撃組オルフェノク ・ライダーサイドの人物の全くの好感の持てなさ。 この3つ…

メガミデバイスSS:雪花

私が作成した朱羅忍者「雪花」(https://twitter.com/fra_gille/status/948935248280150016?s=20&t=Vyl5OCnn9PCU3f79Xu6qog)のお話 廃墟が立ち並ぶ寂しげな土地。窓から日の光が差し込む廃墟の中を進む少女が二人。どちらも脚や腕といった要所に鎧をまとって…

このブログについて。

作品に対して思ってたことはTwitterで概ね放言してきたかなという感も自分の中で出てきたので、それを整理してこれから先で抱くことと並べてみたりすり合わせてみたり…そういうことをするために作りました。 フォーマットも決まってないのでどんどん変わって…